親からの協力を得ることができれば、関西で映像技術や映画制作を学べる大学はないか?と探している方に
おすすめの大学2校をご紹介します。
元プロの私が、京都芸術大学と神戸芸術工科大学を解説します。
学費はどれくらいか?
も比較し、コストパフォーマンス(費用に見合っているか?)を考えます。
京都芸術大学の資料請求
神戸芸術工科大学の資料請求
元プロがおすすめ2校を解説
京都芸術大学 映画学科 映画制作コース(通学制)
通信制もありますが、映画学科はありません。
ここがすごい
- 入学していきなり短編映画を撮る
- 2年生で客観性を意識した中編映画を制作する
入学していきなり短編映画を撮る
【とにかく実践で鍛える】という印象を受けます。
「大学で学ぶ」と聞くと
- 机と椅子に座った授業
- 映画の歴史から学ぶ
- 映像を見ながら演出を学んで批評する
みたいなイメージを持ちますが、ここは入学していきなり短編映画を制作できます。
スピード重視の方に向いていると言えます。
2年生で客観性を意識した中編映画を制作する
プロ目線と考え方を2年生で学びます。
自分が撮りたいもの、作りたいものだけを制作していてはプロにはなれません。
- どういうニーズ(需要)があるのか?
- 人気作はなぜ人気作なのか?
- どういう観客をターゲットとして作品を作るのか?
分析を行い、全ての仕事をお客様(観客)のためにするのです。
神戸芸術工科大学 映像表現学科
ここがすごい
- アニメーションを深く学べる
- 高等学校教諭一種(美術・工芸)と中学校教諭一種(美術)が取得できる
アニメーションを深く学べる
映像制作を学ぶ上で、アニメーションの勉強は欠かせません。
日本では、映画の歴代興行収入ベスト10のうち、なんと7作品がアニメ映画です。(2023年現在)
アニメーションの基礎・編集技術・演出まで学び、特設ゼミまであります。
世界的に注目される日本アニメは、これからのニーズ(需要)に応えるために重要な分野になります。
高等学校教諭一種(美術・工芸)と中学校教諭一種(美術)が取得できる
もし、映像とは違う道を選ぶことになっても、一生役に立つ資格です。
この大学には、教員免許を取得できるカリキュラムがあります。
自分が作るだけではなく、人に教えることにも興味がある方には大きなポイントになります。
共通点
パソコン環境はどちらも充実しています。
4年生は卒業制作に費やします。
神戸芸術工科大学の方がコストパフォーマンスは高い
元アシスタントディレクターをしていた私としての判断です。
京都芸術大学の「スピードが速いカリキュラム」は魅力的ですが、元プロとして、若者にはアニメーションを学んでほしいです。
費用はどれくらいか?
京都芸術大学は4年間で約700万円
- 入学金25万円
- 年間授業料132万円
- 年間施設・設備費35万円
- 預かり金19,660円
これらの学費にプラス
- 教材費
- ソフトウェア代
- パソコン代
詳しく知りたい方はこちらをご確認ください。
(今後変更する可能性があります。)
神戸芸術工科大学は4年間で約620万円
入学時のみ、上記の他に教育後援会費40,000円、学生フォーラム会費20,000円、同窓会組織KDU-Net入会費10,000円が必要
- 入学金15万円
- 年間授業料150万円
これらの学費にプラス
- 教材費
- ソフトウェア代
- パソコン代
詳しく知りたい方はこちらをご確認ください
(今後変更する可能性があります。)
資料請求する際の注意点
【コレカラ進路.JP】に登録すれば、個人情報の入力を1回だけで、たくさんの大学資料を一括請求ができます。
もちろん、無料です。
大学の個別サイトからもできますが、住所や電話番号などの細かい情報を毎回入力する必要があります。
ここを利用すれば、スマホで請求する時にとても便利です。
学業とアルバイトを両立してみる
本気で映像業界へ進みたいなら、制作スタッフのアルバイトに応募してみましょう。
例えば、「映画制作 バイト 大学生」検索してみると
たくさんヒットします。
プロの本物の現場を少しでも体験しておくことは非常に役立ちます。
もし、映像業界へ進まなくても、忘れられない思い出になるでしょう。
まとめ
2023年現在、2大学の4年分の学費は
京都芸術大学は約700万円
神戸芸術工科大学は約620万円
映像業界にいた元プロとしては、神戸芸術工科大学の方がコストパフォーマンスは高いです。
「関西で映像技術や映画制作を学べる大学はないか?」と探している方に、それぞれの特徴と学費を解説しました。
進学先を選ぶときの参考になると嬉しいです。
以上、「映像制作を学べる大学は?おすすめ2校を解説【関西編】でした。