ずっとバレエを習ってきて、「将来はどうしよう?」と考える学生は、
これまでバレエに費やした時間は、プロになれなければ無駄になるの?
将来の仕事としてプロバレリーナやバレエの先生になるという憧れはあるけど、実力不足
バレエ関係の仕事にどうしてもつきたいけど、舞台の音響や照明、理学療法士、整体師はどうかな?
ちゃんと大学に行って、バレエ関係の仕事につけるとしたら何を専攻すればいい?
と厳しい現実に悩んでいませんか?
バレエで培った経験は、どんな将来を選んでも強力な武器になります。
大学の専攻科目は関係なくバレエ関係の仕事に就けるので、安心しましょう!
お勧めは舞台の音響や照明、事務スタッフです。
また、全然関係ない仕事をしながら、バレエを習い続けるという選択肢もあります。
生涯バレエに関わることは、そんなに難しいことではありません。
劇団四季の技術スタッフだった著者が解説します。
【安心しよう】バレエは将来役に立つのか?プロ以外の選択肢は多数

選択肢は多い!
一生バレエに関わることは、そんなに難しいことではありませんから、安心しましょう。
なぜなら、バレエ関係の仕事はたくさんあるからです。
例えば、
- バレエ団
- 劇団
- バレエ用品店
- ダンススタジオ
- テーマパーク
- 講師業
- 整体師や理学療法士
それぞれ簡単に解説します。
著者のお勧めは、バレエ団または劇団で舞台の音響や照明、事務スタッフとして就職することです。
整体師や理学療法士については特別な資格が必要となりますので、どなたにもおすすめできる職種ではありません。
繰り返しですが、一生バレエに関わることは、そんなに難しいことではありませんから、安心しましょう。
劇団
劇団スタッフとして衣装や舞台制作などに関わることが一番のお勧めです!
なぜなら、著者は舞台スタッフとして9年ほど働いていたからです。
例えば、劇団四季と宝塚歌劇団は有名ですし、毎年新卒採用を行います。
少しでも関わることができるのであれば十分だと考える方は、劇団四季と宝塚歌劇団への応募を検討しましょう。


バレエ経験や大学の専攻科目は関係なく、どなたにもチャンスはあります。
ただし、ミュージカルの一部にバレエ要素があるので、メインはミュージカル作品なので注意しましょう。
繰り返しですが、劇団スタッフとして衣装や舞台制作などに関わることが一番のお勧めです!
バレエ団
バレエ団にスタッフとして就職することもできます。
「バレエ経験者歓迎」となっている場合がありますが、どなたにもチャンスはあります。
大学の専攻科目は関係ありません。
例えば、Kバレエカンパニー、新国立劇場バレエ団などが有名です。
熊川哲也さんの世界的なバレエ団、「Kバレエカンパニー」も学生を募集しています!


超難関企業であることは間違いありませんが、バレエ団のスタッフとして働けるなら素敵ですよね。
繰り返しですが、バレエ団にスタッフとして就職することもできます。
バレエ用品店
衣装やバレエシューズ、メイク道具を扱う会社に就職します。
バレエ経験や大学の専攻科目は関係なく、どなたにもチャンスはあります。
例えば、チャコットやシルビアなどが有名です。
バレエ経験があるならば、お客様に寄り添った商品紹介ができますね!
マーティは、バレエスタジオ経営も行う会社です。
その他、以下のサイトも参考になります。
繰り返しですが、衣装やバレエシューズ、メイク道具を扱う会社に就職します。
ダンススタジオ
スタジオを経営する会社やダンススクールで、フロント・接客・運営スタッフとして就職します。
例えば、NOAや東京バレエ学校などが有名です。
教えるジャンルはバレエだけではないので、幅広いダンスに関わります。
テーマパーク
テーマパークダンサーではなく、テーマパーク運営会社に総合職として就職して、テーマパークの運営に関わります。
例えば、東京ディズニーリゾートを運営するオリエンタルランドと、USJは有名ですし、毎年新卒採用を行っています。
数多くのダンサーが所属し、ショーを盛り上げていますよね。
ただし、オリエンタルランドもUSJも超難関企業ですし、学歴が求められますから覚悟が必要です。
大学の専攻科目は関係なく、どなたにもチャンスはあります。
講師業
バレエスクールの講師はもちろん、ヨガやピラティスの講師にも、バレエ経験者はたくさんいます。
教えることが仕事になりますので、特別な練習が必要です。
ヨガやピラティス講師の場合は特別な資格が必要となりますので、どなたにもおすすめできる職種ではありません。
気になるダンススタジオで求人を探してみましょう。
理学療法士と整体師
整体師や理学療法士も選択肢の1つですが、特別な資格が必要となります。
特に理学療法士は国家資格が必要なので、養成校を卒業しなければなりません。
詳しくは、「日本理学療法士協会」のサイトをご確認ください。

どなたにもおすすめできる職種ではありませんし、資格取得までの数年間はバレエに割く時間が減ると予想されます。
ですが、資格があれば『バレエ専門のセラピスト』として深く関われることも考えられます。
バレエ経験は無駄にはならない

全然関係ない仕事をしながら、バレエを習い続けるという選択肢もあります。
なぜなら、必ずしも習い事と仕事を結びつける必要はないからです。
例えば、ITエンジニアとして会社員になり、月に数回バレエを習い続ける方はたくさんいるのではないでしょうか?
特にやりたいことはないからバレエ関係の仕事に就きたい方もいるでしょうが、やりたいことはないのが普通です。
はっきりとやりたいことが決まっている方は非常に少ないのが現実ですので、一般的な就職活動をして、自分にできそうな仕事に就くことも選択肢の1つでしょう。
繰り返しですが、全然関係ない仕事をしながら、バレエを習い続けるという選択肢もあります。
プロだけがバレエの道ではない

一生バレエに関わることは、そんなに難しいことではありません!
例えば、
- バレエ団
- 劇団
- バレエ用品店
- ダンススタジオ
- テーマパーク
- 講師業
- 整体師や理学療法士
などたくさん考えられます。
著者のお勧めは、バレエ団または劇団で舞台の音響や照明、事務スタッフとして就職することです。
この記事が、バレエが大好きな学生の役に立つと嬉しいです。
以上、「【安心しよう】バレエは将来役に立つのか?プロ以外の選択肢は多数」でした。

