映画業界に就職したい!と考える就活生は、
ネット検索やAIで調べても、求めてる情報が得られない
映画業界への就活体験記はあるかな?
未経験でも就職できる業界なの?
と悩んでいませんか?
映像業界でアシスタントだった著者の就職体験記をご紹介します。
結論からいうと、学生時代に映像制作の経験がなくても問題ありません。
どなたにも幅広くチャンスがあります。
著者は、映像業界への就職活動をしていません。
最大のポイントは、方針を決めることです。
ただし、方針が決まらないのがリアルな現状ですから、会社説明会にどんどん参加してイメージを膨らませるしかありません。
演劇スタッフを目指す場合は、「演劇スタッフになりたい学生へ!元劇団四季スタッフの就活体験記」の記事が参考になります。
【映画業界への就活体験談】未経験でも可能!これがリアル

就活体験記
著者は、映像業界への就職活動をしていません。
専門学校を卒業後、フリーランス(単発の仕事を請け負うフリーター)のアシスタントディレクターとして働いていました。
専門学校時代に培ったコネ(繋がり)があったので、コネを利用して仕事を受注することの繰り返しでした。
会社には就職しないで、テレビ番組やミュージックビデオの撮影に関わっていました。
映像業界は私のような方が非常に多い業界です。
アシスタントディレクターだけでは食べていけなかったので、アルバイトもしてました。
チャンスはどこにでもある
映像系専門学校を卒業しなくても、どなたにも幅広くチャンスがあります!
なぜなら、大手新卒サイトやネット検索で求人はヒットするからです。
例えば、マイナビやリクナビが有名です。

「無料で使える!おすすめの芸術業界向け新卒サイト6つをまとめました」の記事も参考になります。
学歴は関係なく、短大/専門/高専/大学/大学院を卒業見込みの方全員が登録可能ですから、どんどん利用しましょう。
映像系専門学校に通った方が就職に有利な気がするかもしれませんが、関係ありません。
ネットで簡単に見つかるということは、特別な求人ではないからです。
繰り返しですが、映像系専門学校を卒業しなくても、どなたにも幅広くチャンスがあります!
キャリアパス
よくあるキャリアパスをご紹介します。
フリーランスとは、単発の仕事を請け負うフリーターです。
どこに就職しても、最終的には退職してフリーランスになることが映像業界の一番多いキャリアパスになります。
フリーランスですので、出世というものは存在しません。
なんと、映画監督ですら会社員ではないです。
助監督/アシスタントから監督/テレビディレクターにあることは、レベルアップではありますが、出世とは言えません。
とても特殊な業界だと把握しましょう。
フリーランスに転身
映像/映画業界はとても特殊で、フリーランスの集まりなのが実態です。
プロデューサー(最高責任者)だけは会社員ですが、他のメンバーは全てフリーランスだと考えてください。
「会社で仕事をする」という感覚はありません。
プロデューサーがフリーランスを集めて1つの作品を作ります。
映画やテレビ番組のエンドロールに掲載されているスタッフは、みんなフリーランスだと考えてください。
業界に合わせて、スタッフはフリーランスにならざるをえない現状があるのです。
「フリーランスとは?簡単にわかりやすく」の記事を参考にしてください。
運転免許をとれ!

企業の応募条件に必須となる場合があるので、必ずとりましょう。
就職前に取得すれば間に合うので、まだ持ってなくても応募はできます。
もし業界へ進まないと判断した場合でも、就職活動では幅広く役立つ資格です。
専門学校では在学中にさまざまな資格が取れますが、全くとらなくても問題なく就職できます。
運転免許だけで困ることはありません。
方針を決めろ!

業界研究
著者の経験から、映像/映画業界は3つに分かれます。
例えば、東宝/東映/松竹や日活は、公開に該当します。
企業選びを間違えるな!
自分の興味関心がある分野は何ですか?
有名だからという理由だけで、東宝/東映/松竹に応募しようとしていませんか?
決まっているなら的を絞り、まだ決まっていないなら会社説明会にどんどんエントリーしてみましょう!
方針を間違えると、志望動機を書けなくなって、書類選考(ウェブエントリー)で100%落ちます。
テレビ局や製作会社
企画/予算集めの仕事をしたいなら、テレビ局や製作会社を狙いましょう。
例えば、フジテレビや東宝です。
人気業界にもかかわらず、採用人数が少なくて競争が激しくなり、難易度が高いです。
大学/大学院卒見込み学生しか応募できないので、短大/専門学校生にチャンスはありません。
残念ですが、キッパリと諦めましょう。
番組製作会社
撮影や編集現場に興味あるなら、番組製作会社やミュージックビデオの製作会社を狙いましょう。
つまり、製作を委託される会社となります。
例えば、IMAGICA GROUPが有名です。

学歴は関係なく、どなたにもチャンスがあります。
過酷な業界というイメージがあるでしょうが、その通りです。
マイナスイメージの原因は、「製作」部分にあると考えられます。
勤務時間と休日は不規則ですし、深夜までかかったり、寝られないこともあり得ます。
製作関係に就職したいなら、覚悟が必要です。
しかし!やりがいは凄まじくあります。
配給会社
製作した後の業務に興味があるなら、配給会社を狙いましょう。
例えば、東宝/東映/松竹が有名です。
ただし、大学/大学院卒見込みの学生しか応募できないので、短大/専門学校生にチャンスはありません。
人気業界にもかかわらず、採用人数が少なくて競争が激しくなり、難易度が高いです。
「知らないと就職できない!東宝・東映・松竹の違いを比較」の記事を参考にしてください。
好きな仕事は「期間限定」と割り切る考え方も大切

好きなことをするのは、若いうちだけの期間限定にしましょう。
「映像業界も演劇業界も、子育てとは両立できない!」の記事を参考にしてください。
例えば、20代のうちだけ、結婚するまでなど、自分で決めてください。
決して結婚するな、と言っているわけではありません。
女性の場合、子供が欲しいなら結婚や妊娠をきっかけに仕事をやめて、業界から引退しましょう。
好きなことを一生続けたいなら、子供をあきらめる必要があります。
誰も教えてくれない、でも知っておくべき現実です。
繰り返しですが、好きなことをするのは、若いうちだけの期間限定にしましょう。
映画業界で働くことは、やりがいと魅力に溢れている!

映画(芸術)業界はしんどいことは確かですが、やりがいという観点では、全く問題ありません!
著者は、業務内容に不満を持ったことは一度もないです。
最大のポイントは、方針を決めることです。
ただし、自分が何をやりたいのかがわからないのでリアルですから、学生時代のアルバイトやインターンシップなどに参加してみると役立つでしょう。
東宝/東映/松竹に応募するならば、大学/大学院卒見込み学生しか応募できないので、短大/専門学校生にチャンスはありません。
未経験で問題ありませんが、学生時代に運転免許をとりましょう。
この記事が、映画業界に就職したい!と考える就活生の役に立つと嬉しいです。
以上、「【映画業界への就活体験談】未経験でも可能!これがリアル」でした。
