ホリプロの新卒採用の倍率は、公表されていないのでわかりません。
2025年の募集人数は10名程度と書いてありますが、倍率は高いに決まっています!
この記事は、「ミュージカルが大好きだから、将来はホリプロに就職したい!」と考えている学生に向けて
- 特殊な業界だから、学歴は専門卒じゃないとダメなのか?
- なぜ倍率は高いと予測できるのか?
- 募集職種は何か?
を解説します。
結論は
- 学歴は関係ない
- 勘違いして応募する学生が多いから
募集職種は
部署を分けないで、ごちゃ混ぜという意味です。
エントリーするときに希望部署を入力します。
東宝のミュージカルはとても有名ですよね?
25卒以降の方に向けて、映像業界でも舞台業界でも仕事をした元プロとしての意見と推測です。
元プロが採用情報を解説
詳しくはウェブサイトをご確認ください。
現在は、マイナビと企業ウェブサイトからエントリーできます。
選考ステップ
「通常」と「AO日本一採用」の方法があります。
ここでは通常だけを解説します。
書類選考
↓
複数回の面接(4回くらい?)
↓
内定
一般的な方法で、特別なことはありません。
AO日本一採用は非現実的
何かの日本一になった記録がある人だけが応募できるシステムです。
非現実的なので、ここでは解説しません。
詳しくはウェブサイトをご覧ください。
採用人数と配属
募集人数は10名程度
新卒は総合職一括
つまり、「部署をわけないでごちゃ混ぜにする」ということです。
エントリーするときに、志望部署を選ぶことはできます。
- マネージメント事業本部
- 映像事業本部
- 公演事業本部
- スポーツ文化事業本部
- 音楽事業本部
エンターテインメントを商品として売る、間接的な仕事をしたい人の募集です。
舞台スタッフや映画スタッフにはなれないですし、舞台演出家や映画監督にもなれないです。
勘違いしないようにしましょう。
高倍率だけど,,,
新卒採用の倍率は不明ですが、ディズニーほどではないです。
東京リゾートの運営会社・オリエンタルランドの倍率は、200〜800倍と言われています。
かなり幅がありますが、日本最高レベルの難関企業です。
いくら海外ミュージカルが人気だからと言って、ディズニーほどではありません。
学歴は関係ない
募集要項を確認すると、「短大卒・専門卒・大卒・大学院卒」全て可能です。
専攻科目は関係ないですから、誰にでもチャンスはあります。
学歴フィルターもないと考えて問題ないでしょう。
私は映像業界も舞台業界も経験がありますが、聞いたことはないです。
評判と勘違い
評判
ホリプロの評判やクチコミを調べてみましょう。
- 女性が多い
- 福利厚生は充実
- 年収500万円ほど
- 不規則な勤務時間がある
- 芸能の仕事だから浮き沈みがある
などとヒットします。
プロだったとき、私自身も悪評は聞いた覚えはありません。
正規雇用ですから、福利厚生は十分です。
私の経験からも、演劇業界は男社会ではありません。
なぜ倍率は高い?
勘違いしている学生が多いからだと考えられます。
勘違いしていけない3点
- 舞台スタッフにはなれない
- 映画スタッフにはなれない
- 舞台演出家や映画監督にはなれない
これらの仕事をすることは、絶対にありません。
エントリーシートや面接で話すと100%落ちます。
業界の実態
映画や舞台スタッフは、フリーランスの集まりです。
つまり、会社に所属しないフリーターです。
東宝の有名な海外ミュージカルのスタッフは、プロデューサー以外は全員フリーターだと考えてください。
舞台演出家や映画監督も同じです。
会社で作品を作るという感覚はありません。
もしあなたが、制作に直接関わるスタッフを目指すならば、ホリプロの社員になっても意味はありません。
勘違いしないようにしてください。
学生はこのような実態を知らないので、勘違いしている方がたくさん応募して倍率をあげているのではないか、と予想されます。
まとめ
ホリプロの新卒採用の倍率は、公表されていないので不明です。
でも、学歴や経験は関係ないので誰にでもチャンスはあります。
ミュージカルを商品として売るなど、間接的に演劇事業に関わりたい方は応募すべきです。
25卒の方は、早速エントリーしましょう!
本番に関わるスタッフや演出家には絶対になれません。
もし勘違いしているなら、応募を考え直しましょう。
評判やクチコミは決して悪くありませんし、私自身も悪評は聞いた覚えはありません。
この記事が、「ミュージカルが大好きだから、将来はホリプロに就職したい!」と考えている学生の役に立つと嬉しいです。
演劇業界の求人をさらに詳しく知りたい方は、「【あなたの夢が叶う!演劇業界の新卒採用についてまとめました】」の記事が参考になります。
以上、「ホリプロの新卒採用の倍率は不明!元プロが採用情報を解説」でした。