「映像業界または、演劇業界のスタッフになりたい!」と考える学生は、放送芸術学院専門学校(大阪)への進学を考えます。
親の支援を受けられるなら、進学したいですよね。
学費はいくら?
高い学費を払ってもらう価値はあるのかな?
どの学科とコースを選べばいいの?
と悩んでいませんか?
元プロとしての結論は、放送芸術学院専門学校をお勧めしません!
学科ごとの学費総額をまとめます。
- 映像・テクノロジー科/各コース(4年制)約5,983,200円
- デジタルメディア科/各コース(3年制)約4,487,400円
- メディアクリエイト科/各コース(2年制)約2,991,600円
(2024年データ)
専攻コースはなんでもいいです。
映像業界でアシスタントディレクターも、劇団四季の技術スタッフも経験した著者が解説します。
放送芸術学院専門学校の学費は高い!
お勧めしない!
元プロとして、個人的にはお勧めしません。
なぜなら、学費は高いですし、映像業界や演劇業界に就職することは、誰でもできるからです。
2〜4年制まで幅広い学科がありますが、3〜4年も専門学校に通う意味はありません。
例えば、劇団四季の募集要項を確認しましょう。
募集要項は、「高等専修学校・専門学校・短大・大学・大学院卒業見込み」であり、専攻科目は関係ありません。
映像業界で有名なIMAGICAグループという会社の募集要項も同じです。
著者は大学で経営学専攻でしたが、映像業界でアシスタントとして働いていましたし、劇団四季のスタッフとしても働いていました。
就職先と専攻科目が合致していた方が有利ではないか?と考えるかもしれませんが、一切関係ありません。
繰り返しですが、元プロとして、放送芸術学院専門学校をお勧めしません。
学科ごとの学費総額
1年あたり、約1,495,800円かかります。
- 映像・テクノロジー科/各コース(4年制)約5,983,200円
- デジタルメディア科/各コース(3年制)約4,487,400円
- メディアクリエイト科/各コース(2年制)約2,991,600円
(2024年データ)
追加で教材費、卒業関連費などがかかります。
学科ごとのコースは、ウェブサイトをご確認ください。
放送芸術学院専門学校のウェブサイトには、学費の詳細ページはありません。
全国の専門学校と比較
放送芸術学院専門学校の学費は高いので、お勧めしません。
なるべく安い学校を卒業して、東京で仕事をすることが費用を抑える方法です。
他校と比べてみましょう!
ビジュアルアーツ大阪
- 音響芸術学科
- 映像音響学科
- 放送・映画学科
2年間で約277万円
大阪スクールオブミュージック専門学校
- 映像クリエイション学科 舞台制作コース
2年間で約320万円
ESPエンタテインメント大阪
- イベント制作コース
- PAコース
- 照明コース
- 照明&PAコース
- レコーディング&MAコース
- MA&レコーディングコース
2年間で約320万円
ビジュアルアーツ東京
- 全学科
2年間で約278万円
音響芸術専門学校
- 録音・PA技術科
- ライブ音響・コンサートスタッフ科
- ミュージカル&ステージスタッフ科
2年間で約274万円
日本工学院
- 放送芸術学科
2年間で約269万円
東放学園映画専門学校
- 全学科
2年間で約267万円
専攻はなんでもいい!
専攻コースがたくさんあるので、就職のために何を専攻すればいいのか、迷いますよね?
結論は、なんでもいいので、直感で選びましょう。
ただし、3〜4年も専門学校に通う意味はないので2年制のコースを選びましょう。
なぜなら、企業の募集要項は専攻科目を不問にすることが多いからです。
例えば、映像編集の会社として有名なIMAGICAグループという会社の募集要項を確認すると、専攻科目は関係ありません。
大学卒業予定者も募集しているので、全学部全学科を募集します。
募集職種と専攻科目が合致していた方が有利な気がするかもしれませんが、関係ないのが実態です。
体験入学なども開催されていますので、専攻を直感で選んでも問題ありません。
繰り返しですが、専攻はなんでもいいです。
ここがすごい!
Wメジャーカリキュラム
追加の学費なしで、他コースの授業も選択ができます!
自分のやりたいことが決まっていない学生が多いのが現実です。
そもそも就職活動で専攻コースは関係ありませんが、学生時代にたくさんの経験を積んで、選択肢が増えることは嬉しいですよね。
放送芸術学院専門学校の、最大の特徴と言えます。
その他は普通
Wメジャーカリキュラム以外は普通です。
- 施設や設備の充実
- プロの現場へ参加
- 講師陣の充実
- 業界との強い繋がり
- 手厚い就職サポートなど
どこの専門学校にも見られる普通のことです。
例えば、学校にはレコーディングスタジオがあったり、PC環境が充実した編集室があったりしますが、強みではありません。
映像系専門学校ならば、どこにでもありそうな設備ばかりです。
学校に届く求人数が多かったり、就職支援は手厚いようですが、専門学校ならば当たり前です。
そのための専門学校なので、一般的に就職に困ることはありません。
繰り返しですが、Wメジャーカリキュラム以外は普通です。
海外実学研修は必要ない
海外実学研修がありますが、必要ありません。
元プロとして、お勧めしないです。
なぜなら、遊びがメインだと考えられるからです。
例えば、カリフォルニアのディズニーに行くようですが、充実した研修になるとは考えられません。
海外経験は就職に有利になる気がするかもしれませんが、関係ありません。
短い期間ですし、就職に有利にはなりません。
繰り返しですが、海外実学研修は必要ないです。
まとめ
専攻学科ごとの学費をまとめます。
- 映像・テクノロジー科/各コース(4年制)約5,983,200円
- デジタルメディア科/各コース(3年制)約4,487,400円
- メディアクリエイト科/各コース(2年制)約2,991,600円
学費は高いですし、コスパはよくないと考えられます。
元プロとして、お勧めしません。
進学する場合は、専攻コースはなんでもいいです。
就職には関係ないからです。
追加の学費なしで、他コースの授業も選択ができるシステム「Wメジャーカリキュラム」が、放送芸術学院専門学校のすごいところです。
この記事が、放送芸術学院専門学校への進学を考えている学生の役に立つと嬉しいです。
以上、「放送芸術学院専門学校の学費は高い!全国の専門学校と比較」でした。