「大好きな映画に関わる仕事をしたい!」と考えている学生は、映画会社を狙います。
どこがインターンシップ(仕事体験)を募集してるの?
もう応募できるの?
参加した方が就職活動で有利かな?
と悩みますよね?
2024年6月現在、映画業界でインターンシップを募集中の会社と応募締切をまとめます。
映画配給会社(上映権の売買や宣伝など)
- 松竹(6/24まで)
- 東映(7/1まで)
- 東宝(7/16まで)
映画館の経営会社
- 東京テアトル(8/9まで)
- TOHOシネマズ(11/30まで)
大人気の業界なので、インターンシップ参加の選考があります。
選考に受かるコツはないですが、少なくとも勘違いをなくしましょう!
大学・大学院卒業見込みの学生しか応募できないので注意してください。
映画(映像)業界でアシスタントだった著者が解説します。
締切間近!映画業界のインターンシップ5社をまとめました
松竹
応募締切:6/24
5日間の実務型
- 応募条件:大学・大学院生(全学年対象)
- インターンシップ選考:あり
- 報酬:なし
- 宿泊費と交通費の支給:なし
選考内容はまだ発表されていません。
まずはマイページの作成が必要です。
実施コース
- 新規事業企画
- 演劇製作
- アニメ企画×海外マーケティング
- 映画企画
- 映画宣伝マーケティング
- 歌舞伎・インバウンド
東映
応募締切:7/1
5日間の実務型
- 応募条件:大学・大学院卒業見込み
- インターンシップ選考:あり
- 報酬:なし
- 宿泊費と交通費の支給:あり
東宝
応募締切:7/16
5日間の実務型
- 応募条件:大学・大学院卒業見込み
- インターンシップ選考:あり
- 報酬:なし
- 宿泊費と交通費の支給:あり
映画業界の最大手です!
実施コース(各10名程度)
- 映画コース
- アニメコース
- 演劇コース
- 不動産コース
映画配給とは?
映画配給を簡単に説明すると、上映する権利を売買することです。
例えば、ハリウッド映画の権利はアメリカの会社が持っているので、日本での上映権を買います。
あなたの仕事は、上映権の価格交渉をすることになります。
もちろん他にもいっぱいありますが、ざっくりとしたイメージです。
東京テアトル
関東と関西で映画館を経営する会社で、「ヒューマントラストシネマ」が有名です。
応募締切:8/9
2日間の実務型
- 応募条件:大学・大学院卒業見込み
- インターンシップ選考:あり
- 交通費の支給:なし
- 宿泊費と交通費の支給:なし
TOHOシネマズ
東宝のグループで、全国で映画館を経営する会社です。
応募締切:12/31
10月、11月、12月 各月1日実施予定
- 応募条件:大学・大学院卒業見込み
- インターンシップ選考:なし
- 交通費の支給:なし
- 宿泊費と交通費の支給:なし
WEB開催なので、そもそも交通費は発生しません。
選考はなく、抽選です。
インターン選考に受かるコツはないが、勘違いをなくせ!
しっかりと企業研究を行って、勘違いして応募しないようにしましょう。
なぜなら、1つでも間違ったことを書くと書類選考で100%落ちるからです。
例えば、松竹に就職しても映画監督やカメラマンにはなれないです。
「じゃあ何をするの?」というと、映画監督と契約することや収支決算です。
繰り返しですが、企業研究を行って勘違いして応募しないようにしましょう。
採用試験に影響はない
選考に落ちても問題ない!
インターンシップに参加しても、採用試験の合否には関係ありません。
なぜなら、インターンシップ選考に不合格で参加できない人が多いからです。
例えば、私は大学時代はインターンに参加したことはないですが、問題なく内定を2つとりました。
参加した方が書類選考の志望動機を書きやすいのではないか、と考えますよね。
でも、インターンシップ選考に不合格だった人の中にも優秀な人がいますので、企業側としては見逃さないようにしているはずです。
インターンに参加したことを全面的に押し出した志望動機が強いとも思えません。
繰り返しですが、採用試験の合否には関係ありません。
インターンシップの意味
「採用試験に影響はないなら、意味はなんなの?」と考えますよね。
映像業界でアシスタントディレクターだった著者としての考えは3つ。
- 勘違いを減らすこと
- 総合職を理解すること
- 会社説明会よりも丁寧な説明があること
勘違いを減らすこと
例えば、映画監督になれると思って応募しようとしていませんか?
採用担当からの説明を受けて自分のイメージとのギャップを埋め、勘違いを減らすことは重要です。
書類選考で1つでも間違ったことを書くと落ちます。
総合職を理解すること
部署をわけないごちゃ混ぜ採用のことで、定番の採用方法です。
インターンでは各部署と業務内容の説明があるはずですが、配属は半年から1年後と想定するといいでしょう。
それまでは様々な部署を経験するイメージです。
ご自分の希望と、会社が判断した適性を照合して配属が決まります。
総合職の間に何を経験できるかをざっくりと掴みましょう。
会社説明会よりも丁寧な説明があること
ウェブではなく、現場インターンシップの場合は社内で実物や働く人を見ながら説明を受けます。
会社説明会は写真がメインとなります。
文章と写真をパワーポイントでまとめたスライドショーを中心として進行しますので、実物を見られません。
現場インターンシップならば、例えばニューススタジオを見学しながら、詳しい説明をされたりします。
就職後のイメージを膨らませることができます。
繰り返しですが、社内で実物や働く人を見ながら詳しい説明を受けます。
まとめ
2024年6月現在、映画業界でインターンシップ募集中の会社と応募締切をまとめます。
インターンシップ選考に受かるコツはありませんが、しっかりと企業研究を行って、間違って応募しないようにしましょう。
例えば、松竹に就職しても映画監督にはなれないです。
インターンシップに参加しても採用試験に有利ではないので、選考に落ちても問題ありません。
いくらでも挽回できます。
この記事が、映画業界に就職したいと考えている学生の役に立つと嬉しいです。
以上、「締切間近!映画業界のインターンシップ5社をまとめました」でした。