「ピクサーに就職してアニメーション制作に関わりたい!」と夢を抱く学生は、
どうすれば就職できるの?
アメリカに行くしかないかな?
学費が安い、美術が学べるアメリカの大学はあるかな?
費用が高くない、アメリカのアートスクールはあるかな?
と悩んでいませんか?
結論は、
- 日本でピクサーには就職できない
- アメリカに行くしかない
- 学費が安いアメリカの学校はない
日本人学生が、新卒採用でピクサーに就職は不可能と考えましょう。
映像業界を経験した著者が解説します。
ピクサーに就職するにはアメリカへ行け!日本人の採用はない
ピクサーの日本法人はない
日本でピクサーに就職することはできません。
専門学校にすら求人は来ません。
なぜなら、「ピクサー日本支社」のような日本法人はないからです。
例えば、新卒サイト大手のマイナビやリクナビで探しても見つかりませんし、グーグルで直接検索してもヒットしません。
なんとか求人が見つからないのかな?と考えても無駄です。
違う求人や違うサイトへ飛んでしまいます。
繰り返しですが、日本でピクサーに就職することはできません。
アメリカに行くしか方法はないです。
アメリカには新卒採用がない
日本には、学生向け新卒採用の時期がありますが、アメリカにはありません。
ピクサーに新卒で入社しようと考えるなら、留学して長期インターン(仕事体験)に参加して、採用試験に合格するしか方法はないです。
とても現実的ではありませんので、新卒採用はあきらめましょう。
転職が最も現実的
日本のアニメ制作会社で経験を積んでから、アメリカに行って転職することが最も現実的です。
なぜなら、アメリカ留学は非現実的ですし、ピクサー日本法人はないからです。
例えば、スタジオポノックでアニメ制作の経験を積んでピクサーに売り込む、などです。
もちろん、高い技術が求められますし、英語は堪能で、就労ビザを取る必要があります。
非常に厳しい道です。
何の経験を積めばいいのか?と言うと、目指す職種によります。
アニメーターならアニメーターの経験が必要ですし、営業やマーケティングを目指すなら同様の経験が必要です。
繰り返しですが、日本のアニメ制作会社で経験を積んでから、アメリカに行って転職することが最も現実的です。
アメリカ留学は現実的ではない
アメリカ留学をしてピクサーへの就職を目指すことは、現実的ではありません。
なぜなら、費用が高額ですし、ピクサーへの就職は極めて難しいからです。
例えば、映画制作を学べる大学として有名な、カリフォルニア州立大学ロサンゼルス校を考えます。
学費や生活費を含めて1,000万円以上かかる、と想定されます。
なんとか留学してアニメーションを学んで、ピクサーの長期インターンに参加すればよいのかと言うと、違います。
ピクサーを狙う学生は世界から応募しますので、ピクサーへの就職は極めて難しいです。
繰り返しですが、アメリカ留学をしてピクサーへの就職を目指すことは、現実的ではありません。
まとめ
日本人学生が、新卒採用でピクサーに就職するのは不可能と考えましょう。
日本のアニメ制作会社で経験を積んでから、アメリカに行くしかないです。
学費が安いアメリカの学校はありませんから、アメリカ留学をしてピクサーへ就職を目指すことは現実的ではありません。
この記事が、ピクサーに就職したいと考える学生が、考え直すきっかけになると嬉しいです。
以上、「ピクサーに就職するにはアメリカへ行け!日本人の採用はない」でした。