映画が好きで、東宝で映画製作の仕事に就きたいと考えている26卒の学生は、
書類選考や面接で、どのように志望動機を書けば良いか迷っているのではないでしょうか?
必ず内定を勝ち取るための志望動機はありませんが、しっかりと企業研究と他社との比較をしましょう。
この記事で例を紹介します。
確実に落ちる志望動機は、
- 映画が好き
- 将来は映画監督やカメラマンになりたい
- 映画館に勤務できる
つまり、勘違いして応募すると必ず落ちるのです。
映像業界でアシスタントだった著者が解説します。
【26卒必見】東宝で映画製作をしよう!志望動機作成の3ポイント
- 映画業界を知る
- 東宝の企業研究をする
- 東宝とライバル会社の違いを研究する
映画業界を知る
業界研究をしましょう!
就職エージェントのウェブサイトがとても参考になります。
「製作」とは何なのか、配給とは何か?など用語の定義を理解して、業界の構造を把握してください。
東宝の企業研究をする
徹底的に準備しましょう!
書類選考に通過することが、就職活動の要です。
元プロだった著者が考える、東宝の強みは5つ!
- 所有する映画館の数
- 宣伝力
- 海外ミュージカルの企画
- アニメ映画の配給
- 宝塚ミュージカル
以下の記事が参考になります。
東宝の企業分析 強みは5つ!元アシスタントディレクターが解説
東宝とライバル会社の違いを研究する
東宝、東映、松竹全てに応募する予定ですよね?
もちろん、全部同じようにエントリーシートを書いてはいけません。
ライバル会社との違いを自分なりに研究しましょう。
以下の記事が参考になります。
内定獲得につながる志望動機例文
ネットで検索すると、面接で内定者がなんと答えたのか、実例が掲載されていました。
例1:
「映画・演劇ともに最大手の御手でエンターテイメントを通じてたくさんの人と出会えると思ったから。
たくさんの人との出会いを通して自分自身の知見や価値観をアップデートし、日本の観劇人口を増やすと言う目標の達成に向けて頑張りたいと思っている。
そのために私は1人でも多くの人に演劇を届けたいと考え、ロングラン公演を行ったり、専用劇場を持っていたりする影響力のある御社で働きたいと考えた。」
例2:
「私が大好きな映画やアニメーションという作品形態、あるいは産業を今以上に盛り上げていくのに貢献したいと思ったから。
私は、この業界に入って、これまでの人生を彩り、そしてこれからも彩っていくであろう映画やアニメーションというものに、恩返しがしたい。
私にそう思うきっかけをくれた作品の数々を世に送り出した、そしてこれからも送り出し続けるであろう御社で働きたい。」
参考ウェブサイト:就活会議
例2は、「好きだから」という当たり前のことを言っていますが、それをカバーするほどの内容を話しているので内定を取ったと予想されます。
100%落ちる志望動機
- 映画が好き
- 将来は映画監督やカメラマンになりたい
- 映画館に勤務できる
映画が好き
当たり前のことを言ってるだけです。
嫌い、または興味ない人は応募しませんので、特に書類(エントリーシート)では書かないことをお勧めします。
将来は映画監督やカメラマンになりたい
映画監督やカメラマンにはなれません。
東宝の事業内容を勘違いしていますので、絶対に落ちます。
映画館に勤務できる
TOHOシネマズに勤務することはありません。
東宝の事業内容を勘違いしていますので、絶対に落ちます。
東宝の仕事内容を正しく理解しよう
勘違いするな!
- 東宝に就職すれば、映画監督などの演出職を目指せる。
- 東宝に就職すれば、カメラや照明などの技術職を目指せる。
- 東宝=TOHOシネマズである
東宝に就職すれば、映画監督などの演出職を目指せる
東宝に就職しても、映画監督や脚本家にはなれません。
なぜなら、「製作」の意味を間違って解釈しているからです。
東宝の仕事は、例えば企画と宣伝です。
どんな小説を映画化するのかを考え、宣伝してチケットを売ります。
映画撮影に立ち会うことはないのか?と期待するかもしれませんが、ありません。
繰り返しですが、東宝に就職しても、映画監督や脚本家にはなれません。
東宝の事業内容を勘違いして書類を応募すると100%落ちます。
東宝に就職すれば、カメラや照明などの技術職を目指せる
東宝に就職しても、カメラや照明などの技術職にはなれません。
なぜなら、「製作」の意味を間違って解釈しているからです。
東宝の仕事は、例えば企画と宣伝です。
どんな小説を映画化するのかを考え、宣伝してチケットを売ります。
映画撮影に立ち会うことはないのか?と期待するかもしれませんが、ありません。
繰り返しですが、東宝に就職しても、カメラや照明などの技術職にはなれません。
東宝の事業内容を勘違いして書類を応募すると100%落ちます。
東宝=TOHOシネマズである
東宝とTOHOシネマズは、完全に別の会社です。
グループ会社ではありますが、イコールではありません。
映画館の経営と配給事業を混ぜて考えていると、100%落ちます。
東宝の志望動機を固めて、書類選考と面接に通過しよう!
志望動機作成の3つのポイントは、
- 映画業界を知る
- 東宝の企業研究をする
- 東宝とライバル会社の違いを研究する
映画業界を知る
100%落ちる志望動機は、
- 映画が好き
- 将来は映画監督やカメラマンになりたい
- 映画館に勤務できる
東宝の事業内容を勘違いして書類を応募すると100%落ちます。
東宝の仕事は、映画の企画や宣伝が中心です。
映画監督やカメラマンになることとは異なります。
東宝の強みを活かして、どのように業界に貢献したいのか、具体的なビジョンを描きましょう。
この記事が、東宝で映画製作の仕事に就きたいと考えている学生の役に立つと嬉しいです。
以上、「【26卒必見】東宝で映画製作をしよう!志望動機作成の3ポイント」でした。