卒業がだんだん近くなってきた、
大学生
大学院生
専門学校生
短大生のみなさん。
と考えていませんか?
結論は、【大学・大学院卒業見込みで、就職エージェントサイトからエントリーする】です。
マイナビが便利ですので、すぐに登録しましょう!
大手配給会社は、短期大学生または専門学校生では就職できません。
なぜなら、応募条件に「OO年3月に大学・大学院卒業見込みの方」とはっきりと書いてあるからです。
募集要項をよく確認しましょう。
大学を卒業しろ!
大学卒業で問題ない 院卒は珍しい
大手配給会社(東宝、松竹、東映)に関して過去の採用実績を調べると、大学院卒は珍しいことがわかります。
ですので、普通の4年制大学卒業で問題ありません。
インターン(職業体験)の応募条件も「OO年3月に大学・大学院卒業見込みの方」と書いてあります。
専攻は不問
大学での学部学科は関係ありません。
理系でも文系でも問題なく応募できますし、たとえ映画製作専攻でも特別有利になるとは限りません。
大学生もしくは大学院生ならば、どなたでも問題なく応募できます。
経験もいらない
学生時代に映画制作の経験がなくても問題ありません。
たとえ経験者でも、特別有利になるとは限りません
特に東京の大学では、映画制作サークルの活動が活発な学校があります。
でも、制作と配給や宣伝は全く別です。
斬新な演出を考えるような、クリエイターの求人ではないので勘違いしないでください。
合わせて読みたい
映画制作サークルの活動が活発な大学はこちらで解説しました。
インターンあり
「0次選考」と言われるインターンシップ(職業体験)を複数回募集してる場合があるので、応募期間や条件をこまめに確認して応募しましょう。
おすすめの配給会社
大手3社
みなさんがよくご存知の【東宝、松竹、東映】です。
業界最大手は、東宝株式会社です。
その他にも有名な会社は角川(KADOKAWA)や日活などがありますが、プロが真っ先に考える会社は大手3社です。
規模が違います。
プロ目線からみても、観客目線でみても、【東宝、松竹、東映】が安定です。
マイナビからエントリーしましょう。
採用人数は10人前後の超難関
【東宝、松竹、東映】は超難関の人気企業です。
倍率も高いですし、採用人数は10人ほどで少ないし、採用試験の難易度も高いです。
企業研究をしっかりと行い、対策しましょう。
私は、元々映像業界でアシスタントディレクターとして働いていました。
元プロ目線で分析した、それぞれの特徴と強みはこちらで解説しました。
角川は短期大学生でも応募可能
角川(KADOKAWA)は短期大学生でも応募可能です。
しかし、大手3社と日活は大学卒業が条件です。
その他の会社でも、募集要項をよく確認しましょう。
そもそも配給とは?
上映する権利を買い取り、公開すること
例えば、ハリウッド映画を日本で公開する時は、国内の配給会社が上映する権利を買おうと交渉します。
所有する映画館の数が多ければ、海外の会社から声がかかりやすくなります。
交渉も有利になります。
業界最大手は、東宝株式会社ですので、所有する映画館の数も一番多いです。
ざっくりとした説明ですが、簡単な例をあげました。
日本映画の場合は、もし自社でプロデューサー(最高責任者)を用意すれば、自動的に権利は会社のものとなります。
製作とは全く違う
あなたの仕事は、企画を考えて、権利を買い取り(ライツビジネス)、宣伝してチケットを売ることです。
映画製作と聞いて、何を思い浮かべますか?
こんな光景をイメージしますか?
こんなことはしませんし、できません。
映画を【商品】として管理するのが仕事です。
ここに関心がないならば、配給会社への就職は考え直しましょう。
勘違いするな
映画の撮影に関わることはできません。
- 映画監督
- 脚本家
- カメラ
- 照明
- 音響編集
- 映像編集
など、映画製作と聞いて思い浮かべる職業には就けません。
志望動機やエントリーシート(ES)に
「キャリアアップして映画監督になりたい」
などと書くと、100%落ちます。
絶対に勘違いしないでください。
あなたの仕事は、権利を買い取り(ライツビジネス)、宣伝してチケットを売ることです。
予算を立てて、経費を精算して収支決算をするのです。
クリエイティブ、芸術的な部分はありません。
出世するとどうなるの?
プロデューサーになれる
プロデューサーは、映画製作の最高責任者です。
映画配給会社に所属し、一番出世した場合の成功例となります。
ゼロ段階に当たる「企画」から、決算する最終段階まで全てに関わることができます。
最大の仕事は、スポンサーを見つけて出資を募ること、つまり、お金を集めて管理します。
俳優や映画監督の決定権など、絶大な権限がありますが、責任も重大です。
もし大赤字を出せば、プロデューサーの責任です。
監督にはなれない
繰り返しですが、業務内容は、権利を買い取って宣伝してチケットを売ることです。
映画監督にはなれません。
就職したら、予算を立てて経費を精算して、収支決算をするのです。
クリエイティブ、芸術的な部分はありません。
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まとめ
もし、大手配給会社(東宝、松竹、東映)に就職しようと考えた場合は
大学・大学院卒業見込みであることが条件です。
募集要項に書いてあるので、短期大学生または専門学校生では応募できません。
専攻や経験は関係ありません。
就職エージェントサイトからエントリーしましょう!
この記事が、就職を考え始める学生の役に立つと嬉しいです。
以上、「【映画配給会社の求人】新卒で勤めるには、どうしたらいいか?」でした。