北海道にお住まいで、映画や舞台などエンターテインメントのスタッフをしたいと考えている学生さん。
まず最初に、北海道で一番有名な「札幌ミュージック&ダンス放送専門学校(SSM)」を調べますよね?
親の支援を受けることができれば進学したいけど、学費はいくらかな?
経専音楽放送芸術専門学校と比べてどっちがいいの?
エンタメ業界に就職できるかな?
と悩んでいませんか?
学費はウェブサイトに載ってないですよね?
総額は、
スーパーeエンターテイメント科(4年制):約582万円
音楽ビジネス科(3年制):約421万円
音楽テクノロジー科(2年制):約281万円
専攻科目は関係なく、通う年数で決まります。
詳しく調べたい方は、ご自分で資料請求をしてください。
1週間ほどでご自宅に届きます。
映像も舞台も経験した元プロとしての意見は
- 学費は高い
- 経専音楽放送芸術専門学校を選べ
- 就職活動で有利にはならない
- さっさと東京へ出るべき
アシスタントディレクターや歌舞伎の大道具、劇団四季の技術スタッフなどを経験した著者が、スタッフを志す方に向けて解説していきます。
俳優やミュージシャンを目指す方は対象ではありません。
札幌ミュージック&ダンス放送専門学校の校費は281〜582万円
経専音楽放送芸術専門学校と比較
経専を選びましょう。
経専は全11コース共通で、2年間の総額は約234万円です。
追加で教材費などがかかります。
札幌ミュージック&ダンス放送専門学校の学費は
スーパーeエンターテイメント科(4年制):約582万円
音楽ビジネス科(3年制):約421万円
音楽テクノロジー科(2年制):約281万円
追加で教材費などがかかります。
各ワールドごとに専攻科目がありますが、専攻は関係なく通う年数で決まります。
詳しい内訳は省略しますので、調べたい方はご自分で資料請求をしてください。
1週間ほどでご自宅に届きます。
映画や舞台などエンターテイメントのスタッフをしたいなら
スーパーeエンターテイメント科(4年制)
ライブ&コンサートワールド
- コンサートクリエーター専攻
- 芸能マネジメント&テクノロジー専攻
または
音楽ビジネス科(3年制)
ライブ&コンサートワールド
- マネージャー専攻
または
音楽テクノロジー科(2年制)
ライブ&コンサートワールド
- コンサート企画専攻
- PAエンジニア専攻
- 照明スタッフ専攻
- 映画TV番組制作専攻
- 舞台美術&ステージデザイナー専攻
これらが気になるはずです。
学費が高いので、お勧めしません。
経専音楽放送芸術専門学校を選びましょう。
すごいところはない
施設や設備は、他のミュージカル系や映像系専門学校と比べて普通です。
- パソコン環境が充実
- 就職支援サービスが手厚い
- 大きなスタジオがある
これらは強みではありません。
講師がプロなのも普通です。
留学制度もありますが、必要ありません。
必要な資格は運転免許だけ
在学中にさまざまな資格が取れますが、全くとらなくても問題なく就職できます。
運転免許は、企業の応募条件に必須の場合があります。
必須になってなくても、必ずとりましょう。
もしエンタメ業界へ進まないと判断した場合でも、就職活動では幅広く役立つ資格です。
なぜなら、私は運転免許だけでアシスタントディレクターとして働いていたからです。
元プロの私ですら知らない資格もあります。
運転免許だけで困ることはありません。
お勧めしないたった1つの理由
就職先は東京になるから
エンタメ業界を目指すなら、東京一点集中が現実です。
「北海道での就職はとても厳しい」と覚悟してください。
不安はわかります。
私も愛知県から東京へ引っ越した時は不安でしたが、すぐ慣れました。
ですが、札幌へ引っ越すのも東京へ引っ越すのも同じです。
「一人暮らしする」という結果は同じですから、進学するなら東京の専門学校へ通った方が現実的です。
早めに引っ越して順応しましょう。
だったらどこがいいの?
TMS東京映画映像学校
舞台業界でも映像業界でも、TMS東京映画映像学校です。
ここは1年制で、学費は約168万円になります。
短い期間で必要最低限の知識を学び、現場で学習する短期集中型です。
映像系専門学校ですが、使う技術はコンサートや舞台も同じです。
札幌ミュージック&ダンス放送専門学校(SSM)ではプロ現場の実習がありますが、東京と比べると機会は圧倒的に少ないです。
TMSは、「授業なんか受けなくていいから現場に参加しろ!」というスタイルです。
学費を抑えることができますし、プロの現場に参加する機会も多くなります。
どうせ東京へ引っ越すなら、早めに順応しておいて、なるべく安い専門学校を選ぶべきです。
就職に有利にはならない
有利の定義
「有利」とは
書類選考や面接などで通過しやすい。
就職後、優遇があって給料が高い。
と定義します。
結論は、こんなことはありません。
でも、業界から学校へ届く求人数が多いですし、就職支援が手厚い点も専門学校の強みです。
有利ではない理由
全員が下っ端スタートだから。
専攻や学歴は関係なく下積みとなります。
学校の就職実績を確認すると、アシスタントディレクター(AD)や照明スタッフの方がいらっしゃいます。
これらの仕事は、学歴に関係なく募集している職業で、誰でも必ずなれる仕事です。
私は普通の大学の卒業で経営学専攻ですが、一番下っ端である制作進行やアシスタントとして問題なく働いていました。
専門学校卒業でなくても、映像や舞台の会社に就職できます。
製作会社の応募資格に、「〇〇系専門学校卒業見込み」となっている会社は珍しいです。
音響の会社とアニメ制作会社で少し見かけるくらいで、映像とは全然関係ない専門学校卒業生でも応募できます。
エンタメ業界は「学歴不問」という会社が圧倒的に多いので、誰にでもチャンスはあります。
業界の実態
映像業界や演劇業界は、フリーランス(会社に所属しないフリーター)の集まりです。
製作会社の社員であるプロデューサーが、たくさんのフリーランスを集めて一つの作品を作ります。
「会社で作品を作る」という感覚はありません。
どうせ退職してフリーランスに転身するならば、なるべく安い専門学校を選ぶべきです。
まとめ
札幌ミュージック&ダンス放送専門学校の学費は
スーパーeエンターテイメント科(4年制):約582万円
音楽ビジネス科(3年制):約421万円
音楽テクノロジー科(2年制):約281万円
追加で教材費などがかかります。
各ワールドごとに専攻科目がありますが、専攻は関係なく通う年数で決まります。
詳しく調べたい方はご自分で資料請求をしてください。
元プロとして、特にすごいところは見当たらないです。
就職には運転免許があれば十分です。
会社は東京になる可能性が大ありですから、進学と同時に東京へ出た方が効率的です。
専門学校を卒業しても就職では有利にはなりません。
この記事が、「札幌ミュージック&ダンス放送専門学校(SSM)の学費はいくらかな?やっぱり就職には専門が有利かな?」と悩んでいる方の役に立つと嬉しいです。
以上、「札幌ミュージック&ダンス放送専門学校の校費は281〜582万円」でした。