舞台やコンサートのスタッフになりたい、と考えて専門学校を探していませんか？
「ESPエンタテインメント東京 音楽芸能スタッフ科」が気になりますよね。
ESPエンタテインメント東京の学費はいくら？
入試はどんなテスト？
評判はどう？
どこがいいの？
と悩んでいませんか？
東京には専門学校がたくさんあるので、迷いますよね。
学費は２年間で約２８０万円
入試は簡単で、評判は悪くない
元プロとしておすすめしない
学費が高いので、TMS東京映画映像学校をおすすめします。
就職に必要な資格は、運転免許だけで問題ありません。
映像業界も演劇業界も経験した著者が解説していきます。
ESPエンタテインメント東京の学費は２８０万円
２年制は全学科共通の金額
結論として、学費は高いです。
- 音楽芸能スタッフ科
- 音楽アーティスト科
- 声優芸術科
- ピアノ調律科
- 管楽器リペア科
- ギタークラフト科
全て約２８０万円かかります。
ギタークラフト科だけ３年制があり、総額は約４１０万円です。
学費に追加で教材費などがかかります。
詳しくはウェブサイトをご確認ください。
サポート制度があります。
入試は３種類
- AO入試
- 推薦入試
- 一般入試
全て書類選考だけの入試となり、簡単です。
大学受験のような勉強は必要ありません。
提出書類で、「ここに通いたい！」としっかりとアピールできれば、まず合格すると考えられます。
評判
ネットで評判を検索すると、次のようなコメントが見つかります。
マイナス評価
学費が高め
学費と内容が釣り合っていない
これといった資格はない
プラス評価
建物がキレイ
少人数制のため、機材に触れる機会が多い
機材や設備が充実
一部抜粋しましたが、全体的に悪くない評判です。
ここがすごい！
元プロとして、すごい部分は３つあります。
- ホールが４つもある
- 一年生から就活準備
- 楽器職人向け
楽器を作ったり修理したりする職人を目指す方にはおすすめですが、舞台やコンサートスタッフになりたいならおすすめしません。
他に安い学校はいっぱいあります。
ホールが４つもある
学生が自主的に使える本格的なホールが４つもあります。
それだけ校舎が広いということですし、自主制作や自主練習のための施設が充実しています。
一年生から就活準備
一年生から準備をする学校は珍しいです。
- 書類の書き方
- 面接対策
- 就職活動の進め方
などを早い段階から教わります。
卒業後の転職相談まで面倒を見てくれます。
楽器作り職人向け
楽器メーカーの世界的大手が経営しているので、ギターや管楽器などの制作や修理を学べます。
そのために施設や道具が充実していて、珍しい学校です。
スタッフはスタッフでも、職人向けの学校の印象を受けます。
その他は普通
- 設備や機材の充実
- パソコン環境の充実
- 講師がプロ
- インターンシップ（職業体験）の紹介
- 業界アルバイトの紹介
- 学校での会社説明会
- 求人の紹介
などなど調べると色々出てきますが、普通です。
どこの専門学校でも行うサポートなので、ESPエンタテインメント東京だけの強みではありません。
TMS東京映画映像学校を選べ
TMS東京映画映像学校
舞台業界でも映像業界でも、おすすめです。
ここは１年制で、学費は約１６８万円になります。
「授業なんか受けなくていいから現場に参加しろ！」というスタイルで、必要最低限の知識だけを学び、現場で学習する短期集中型です。
映像系専門学校ですが、使う技術はコンサートや舞台も同じです。
業界アルバイトの紹介がとても多くあり、映像系だけではありません。
- CMや映画などの映像作品
- ミュージックビデオ
- コンサート
- ライブ
- 舞台
など、あらゆる分野の募集が届きます。
学費を抑えることができますし、プロの現場に参加する機会も多くなります。
他校と比較
音響芸術専門学校
２年間で約２７４万円
- 録音・PA技術科
- ライブ音響・コンサートスタッフ科
- ミュージカル&ステージスタッフ科
東京ビジュアルアーツ
２年間で約２７８万円
- 音楽総合学科
- サウンドクリエイターコース
- 照明コース
- PAコース
日本工学院
- 放送芸術科：２年間で約２６９万円
- 演劇スタッフ科：２年間で約２６７万円
東放学園映画専門学校
２年間で約２６７万円
- 放送芸術科
- 放送技術科
- 照明クリエイティブ科
- テレビ美術科
- 音響技術科
- 音響芸術科
- 映画制作科
など
東京俳優映画&放送専門学校
３年間で約４６０〜５００万円
- カメラ撮影・照明スタッフ専攻
- デジタル動画編集・音響専攻
など
なるべく安いところを選ぶべし
スタッフを目指すならば、専門学校卒業は強みではないからです。
芸能・映像・音楽業界は、「高等専修学校・専門学校・大学・大学院卒業見込み」など幅広く募集していることが多いです。
専門学校卒業でなくても関係ありませんし、業界とは関係ない専門学校卒業でも就職できます。
出世が早いのではないか？と思うかもしれませんが、出世というものがありません。
フリーランス（会社に所属しないフリーター）が多いのが業界の実態です。
就職しても、いずれは退職してフリーランスに転身するのであれば、専門学校卒業は強みではないです。
繰り返しですが、なるべく安いところを選びましょう。
就職に有利ではない
この記事で「有利」とは
書類選考や面接などで通過しやすい。
就職後、優遇があって給料が高い。
と定義すると、こんなことはありません。
理由は、専攻や学歴は関係なく下積みとなるからです。
企業は、「高等専修学校・専門学校・大学・大学院卒業見込み」など幅広く募集していることが多いです。
専門学校卒業でなくても関係ありません。
でも、業界から学校へ届く求人数が多いことは事実です。
ここが専門学校の強みです。
運転免許をとれ
事実上は必須
企業の応募条件に必須の場合があります。
学生の場合は、現時点で持っていなくても応募はできる場合が多いので、「現在取得中」とアピールしましょう。
就職前に取得すれば間に合います。
もし希望する業界へ進まないと判断した場合でも、就職活動では幅広く役立つ資格です。
運転免許だけで困ることはありません。
その他は意味ない
- 舞台機構〜〜〜２級
- 照明〜〜〜士
- 音響〜〜〜士
などの資格は必要ありません。
ウェブサイトには何も書いていませんが、在学中にさまざまな資格を取ることができるはずです。
（学校から強制ではなく、自主的に）
就職で有利にはならないです。
なぜなら、誰でも取れる簡単な資格ばかりだからです。
例えば私は、運転免許だけで問題なく仕事をしていました。
難しい国家資格はないので、強みにはなりません。
繰り返しですが、運転免許だけで十分です。
就職先は東京
音楽や芸能業界を目指すなら、東京一点集中が現実です。
就職先は東京となり、都内でも運転することを覚悟してください。
東京で暮らす不安はわかります。
私も愛知県から東京へ引っ越した時は不安でしたが、すぐ慣れました。
すぐに順応できるので問題ありません。
まとめ
２年制の全学科は全て、総額２８０万円です。
入試は簡単で評判は悪くないですが、学費は高めなのでTMS東京映画映像学校をおすすめします。
１年間で約１６８万円です。
専門学校卒業は強みではないので、なるべく安いところを選びましょう。
資格は、運転免許だけで困ることはありません。
この記事が、「舞台やコンサートスタッフになりたい」と考えて、ESPエンタテインメント東京・音楽芸能スタッフ科を調べている学生の役に立つと嬉しいです。
以上、「ESPエンタテインメント東京の学費は２８０万！音楽芸能スタッフ科」でした。
