現在は高校生あるいは大学生で
映画スタッフや舞台のスタッフになりたいと考えている学生は専門学校への進学を考えます。
九州ビジュアルアーツを調べていませんか?
親の支援を受けられるなら進学したいですよね。
学費はいくらかな?
何を専攻すればいいの?
入試は難しいの?
ここを卒業すれば就職に有利になるのかな?
と不安や悩みを抱えていませんか?
結論は
- 2年間で合計2,452,000円(2023年)
- 専攻コースはなんでもいい
- 入試は難しくない
- 就職で有利にはならない
学費に追加で教材費などがかかります。
学費は安い方なのでおすすめです!
ただし、就職は東京しかないと覚悟しましょう。
演劇業界と映像業界も経験した著者が、解説と分析をします。
九州ビジュアルアーツの学費は245万円!
2年間で合計2,452,000円
全学科共通です。
追加で教材費などがかかります。
奨学金やローン制度もあります。
詳しくはウェブサイトでご確認ください。
スタッフになりたいなら、専攻科目に迷いますよね?
結論は、なんでもいいです!
- 音響学科
- マスコミ出版・芸能
- CG映像学科
- 放送・映画学科
何を専攻しても、就職には一切関係ありません。
専攻はなんでもいい!
演劇・映像業界を目指すなら、専攻はなんでもいいです。
直感で選びましょう。
なぜなら、企業の募集要項は専攻不問が多いからです。
例えば、編集の会社として有名なIMAGICAグループという会社は、専攻科目は関係ありません。
大学卒業予定者も募集しているので、全学部全学科募集します。
採用試験に有利な気がするかもしれませんが、関係ないのが実態です。
体験入学なども開催されていますので、直感で選んでも問題ありません。
繰り返しですが、専攻はなんでもいいです。
おすすめ!
個人的には、学費は安い方なのでおすすめです。
ビジュアルアーツ東京校と大阪校は約278万円かかります。
学費は比較的安い
安い方だと言えるでしょう。
なるべく安い学校を卒業して、東京で仕事をすることが費用を抑える方法です。
他校と比べてみましょう!
他校と比較
ビジュアルアーツ東京
- 全学科
2年間で約278万円
ビジュアルアーツ大阪
- 音響芸術学科
- 映像音響学科
- 放送・映画学科
2年間で約277万円
音響芸術専門学校
- 録音・PA技術科
- ライブ音響・コンサートスタッフ科
- ミュージカル&ステージスタッフ科
2年間で約274万円
日本工学院
- 放送芸術学科
2年間で約269万円
- 演劇スタッフ科
2年間で約264万円
東放学園映画専門学校
- 全学科
2年間で約267万円
全体的に普通
元プロとしては全体的に普通です。
- 施設や設備の充実
- 講師がプロ
- 特別ゲストの講演
- 業界との強い繋がり
- 手厚い就職サポート
などは、どこの専門学校にも見られる普通のことです。
例えば、学校にはレコーディングスタジオがあったり、PC環境が充実した編集室があったりしますが、強みではありません。
映像系専門学校ならば、どこにでもありそうな設備ばかりです。
講師は現役のプロですが、どこも同じです。
学校に届く求人数が多かったり、就職支援は手厚いようですが、専門学校ならば当たり前です。
そのための専門学校なので、一般的に就職に困ることはありません。
繰り返しですが、全体的に普通です。
入試について
何も難しいことはなく、受験勉強は必要ありません。
全学科共通です。
AO入学
書類選考+面接
詳しくはこちら↓
オープンキャンパスに参加する必要があります。
高校推薦入学
書類選考だけの入試です。
詳しくはこちら↓
普通は合格します。
一般入学
書類選考ですから、受験勉強は必要ありません。
詳しくはこちら↓
普通は合格します。
就職に有利なの?
有利の定義
「有利」とは
書類選考や面接などで通過しやすい。
就職後、優遇があって給料が高い。
と定義します。
結論は、こんなことはありません。
有利ではない
学歴や経験は関係ない業界ですから、専門学校卒業は有利ではありません。
でも、業界から学校へ届く求人数が多いことは事実です。
ここが専門学校の強みです。
有利ではない3つの理由
- 下っ端スタートだから
- 応募資格は専門卒ではないから
- フリーランスになるから
下っ端スタートだから
就職したら必ず下っ端スタートです。
専攻や学歴は関係なく下積みとなります。
応募資格は専門卒ではないから
専門学校卒業でなくても関係ありません。
製作会社の募集要項を確認すると、「高校・専門学校・短大・大学・大学院卒業見込み」を幅広く募集していることが多いです。
私は普通の大学の卒業で経営学専攻ですが、一番下っ端である制作進行やアシスタントとして問題なく働いていました。
フリーランスになるから
高い能力をもった人は、最終的にフリーランスになる場合が多いです。
つまり、フリーターです。
演劇・映像業界は、フリーランスの集まりです。
業界の実態を考えても、将来は退職してフリーランスに転身する可能性が高いです。
アニメや映画は、最高責任者であるプロデューサーがフリーランスを集めて作るので、「会社で作品を作る」という感覚はありません。
これが業界の実態です。
就職は東京
就職は東京しかないと覚悟しましょう。
なぜなら、映像制作や舞台演劇などの芸能に関わる仕事は、東京に一極集中しているからです。
例えば、3大映画配給会社である、東宝・東映・松竹の本社は東京にあります。
地元のテレビ局や博多座を狙えばいいのではないか、と考えるかもしれませんが、東京の場合と比べて求人数の桁が違います。
繰り返しですが、就職は東京しかないと覚悟しましょう。
まとめ
九州ビジュアルアーツの学費は約245万円です。
なお、2024年4月から「専門学校 福岡ビジュアルアーツ・アカデミー」に校名が変わる予定です。
学費は比較的安い方です。
専攻コースがたくさんありますが、なんでもいいです。
専攻科目は関係なく就職できます。
入試は面接と書類選考です。
学歴や経験は関係ない世界ですから、専門学校卒業でも就職で有利にはなりません。
この記事が、映画やコンサートのスタッフになりたいと考えて「九州ビジュアルアーツ」への進学を考えている学生の役に立つと嬉しいです。
以上、「九州ビジュアルアーツの学費は245万円!他校と比較」でした。