映画業界(映像業界)を狙う就活生は多く、大人気業界の1つです。
にもかかわらず、採用人数が少ないため、高倍率の業界です。
どんな職種があるのかな?
25卒向けのインターンはまだある?
受かるエントリーシート対策や面接対策を知りたい
と悩んでいませんか?
元プロが解説します。
職種は大きく3つ
- 製作(撮影)
- 配給(上映権の売買)
- 興行(映画館の運営)
間に合うインターン3つ
- KADOKAWA(2024/12/24まで)
- 楽映舎(12/31まで)
- イオンエンターテイメント(12/15まで)
受かる対策はありませんが、勘違いをなくしましょう。
なお、運転免許は必須と考えてください。
憧れの映画業界に就職したい!元プロが新卒向けに解説2025
職種は大きく3つあります。
- 製作(撮影)
- 配給(上映権の売買)
- 興行(映画館の運営)
それぞれ簡単に解説します。
あなたは映画業界の、どこの部分に関わりですか?
東宝・松竹・東映を狙えばいい、というものではありませんので、よく考えましょう。
製作
演出や技術の側面から映画に関わることができます。
- 映画監督
- 脚本家
- カメラ
- 照明
- 音響編集
- 映像編集
など、映画製作と聞いてすぐ思いつく職種です。
例えば、編集を担う会社としてIMAGICAグループが有名です。
配給
上映する権利を買い取り、公開する映画館に営業をかけることです。
例えば、東宝・松竹・東映が有名です。
ハリウッド映画を日本で公開する時は、国内の配給会社が上映する権利を買おうと海外と交渉します。
日本映画の場合は、もし自社でプロデューサー(最高責任者)を用意すれば、自動的に権利は会社のものとなります。
興行
映画館の経営、つまり不動産事業の一つです。
例えば、TOHOシネマズが有名です。
業界最大手は東宝株式会社ですので、所有する映画館の数も一番多いです
もっとも身近な部分と言えます。
映画を最高の環境で、お客様に楽しんでいただくことが大きな仕事です。
インターンシップ3つ
2023年12月現在、25卒の学生が、まだ間に合うインターンは3社です。
- KADOKAWA(2024/12/24まで)
- 楽映舎(12/31まで)
- イオンエンターテイメント(12/15まで)
インターンシップに参加しても、採用試験の合否には関係ありません。
KADOKAWA
大学・大学院卒業見込みの学生しか応募できないので注意してください。
2024年8月30日まで長期インターン(3ヶ月から1年くらい)を募集中です。
映像事業局と人事部門で募集しています。
短大生や高等専門学校生も応募可能と書いてありますが、募集中の部署では大学・大学院卒業見込みの学生しか応募できないです。
映像事業局 海外営業課での業務サポート
- 内容:海外の映画配給会社とのやりとり、英語資料作成など
- 場所:東京都千代田区の本社
- 募集人数:不明
- 報酬:時給1,200円
- 交通費の支給:あり
- 選考あり
詳しくはKADOKAWAのウェブサイトを確認してください。
人事部門 採用広報業務(完全テレワーク可能!)
- 内容:SNSの運用、採用活動サポートなど
- 募集人数:不明
- 報酬:時給1,200円
- 交通費の支給:あり
- 選考あり
詳しくはKADOKAWAのウェブサイトを確認してください。
楽映舎
映画・映像制作の全工程の初歩を、座学形式で学べる「映画講座」!
- 応募締切:12/31
- 日程:1月末まで毎月第3土曜日
- 応募条件:短大・大学・大学院卒業見込み
- インターンシップ選考:なし(先着順)
- 交通費の支給:なし
実際に機材などに触れる可能性があります。
さらに詳しくは、マイナビをご確認ください。
イオンエンターテイメント
全国に展開するイオンシネマの運営会社です。
複数回開催されるので、応募締切は最終回の締切と考えましょう。
- 応募締切:12/15
- リクナビからエントリー
- 応募条件:大学・大学院卒業見込み
- 交通費の支給:なし
WEB開催なので、そもそも交通費は発生しません。
さらに詳しくは、リクナビをご確認ください。
繰り返しですが、
応募締切は最終回の締切と考えましょう。
勘違いするな!
特別な対策はない
映画業界向けの特別な対策はありません。
受かるエントリーシート対策や面接対策はありませんが、勘違いをなくしましょう。
なぜなら、間違ったことを書いたり話したりすると、100%落ちるからです。
例えば、東宝のエントリーシートの志望動機に、「キャリアアップして映画監督になりたい」などと書くと、100%落ちます。
では何になれるのか?というと、例えばプロデューサー(映画製作の最高責任者)です。
繰り返しですが、映画業界向けの特別な対策はありません。
東宝・松竹・東映の違いを理解しろ
大手配給会社、東宝・松竹・東映の違いを理解しましょう。
3社とも同じではありません!
「知らないと就職できない!東宝・東映・松竹の違いを比較」の記事が参考になります。
よくある勘違い
配給会社に就職しても
- 映画監督
- 脚本家
- カメラ
- 照明
- 音響編集
- 映像編集
など、映画製作と聞いて思い浮かべる職業には就けません。
- 東宝=TOHOシネマズではない
- 東映=東映アニメーションではない
グループ会社ではありますが、イコールではありません。
間違ったことを書いたり話したりすると、100%落ちますので注意してください。
運転免許をとれ!
企業の募集要項に必須と書いてない可能性がありますが、必ず運転免許をとりましょう。
応募する時点でまだもっていなくても問題ありません。
勤務開始までに取得すればいいので、免許はとる予定であるとアピールしましょう。
運転免許はもし業界へ進まないと判断した場合でも、就職活動では幅広く役立つ資格です。
繰り返しですが、必ず運転免許をとりましょう。
まとめ
映画業界の職種は大きく3つです。
- 製作(撮影)
- 配給(上映権の売買)
- 興行(映画館の運営)
2023年12月現在、25卒の学生がまだ間に合うインターンは3つです。
- KADOKAWA(2024/12/24まで)
- 楽映舎(12/31まで)
- イオンエンターテイメント(12/15まで)
受かるエントリーシート対策や面接対策はありませんが、勘違いをなくしましょう。
東宝、松竹、東映に就職しても、映画製作と聞いて思い浮かべる職業には就けません。
例えば、
- 映画監督
- 脚本家
- カメラ
- 照明
- 音響編集
- 映像編集
などの仕事はできないので、絶対に勘違いしないでください。
どの会社を狙う場合でも、必ず運転免許をとりましょう。
この記事が、映画業界(映像業界)を狙う就活生の役に立つと嬉しいです。
以上、「憧れの映画業界に就職したい!元プロが新卒向けに解説2025」でした。